非アニオタのためのコミケット入門
◆ コミケットっていうと通っぽくていいよ!
それはさておき、コミケの季節ですね。
前はチラシ配りとかやってたので繁盛期でしたが
最近は人も多いし、盆or年末で慌ただしいし
まったりふらっと参加するのが恒例行事になっています。
というわけで
◆ 一度ネタ的に行ってみたいけど…っていうネト厨のためのコミケットガイド
アニオタの皆さんや、掛け算が大好きなお嬢様がたには説明不要かと思うので
「アニメそこまで興味ないけど、コミケってちょっと気になる」
「でもよく分からないし…」
という普通のネト厨の皆さまに、軽くガイドしてみるなどします。
先に言い訳(ざっくり専門用語少なめでカジュアルにまとめるので、諸々浅すぎる解説もありますが、あえてなので受け流してくださいませ)
◆ コミケは盆と年末の3日間
毎年、夏は8月15日前後の金土日、冬はほぼ12月29-31日の3日間にやってます。
「一年の中で普通の人が、最もらしい理由をつけて休みを取りやすい6日間」
と覚えてください。
正式な開催時間は10時から16時です。
いつ行っても異常に混んでいるように見えますが、
徹夜とかする人は、早々に人気箇所に殺到して帰っていくので
12時以降はそこまで混んでいません。
まったり参加するなら、12時以降に来て、最大でも3時間くらいで帰る。
これが鉄板です。
では、我々ネト厨はいつ行って何をみるべきか、というと…
◆ 3日目の午後、東2ホールの「評論・情報コーナー」を中心にぶらぶら
が正解です。
「評論・情報」ジャンルでは、主に文字もののコンテンツ、
その中でもノンフィクションものが扱われています。
旅モノ、料理モノ、ネット関連、WEB関連、などなど。
Yahoo全盛期のWebのような、雑多でディープなテキストの海
とでも申しましょうか。
ノスタルジックなテキストの世界に浸りたい古参ネト厨のみなさまには
ぜひ体験していただきたい世界でございます。
また、大混雑することはそれほどないジャンルなので、
まったりコミケの雰囲気を感じるにはちょうどよいかと思います。
◆ 気になりそうなポイントまとめ!
Q:コミケ3日目ってエロの日でしょう…?
A:コミケ3日目というと、「エロの日!」という認識が強いですが
エロコーナーは集中隔離されているので、とくに怖がる必要はありません。
(と思ったら今年は東1・東3ホールが男性向けですね…となりのホールに行かないように注意)
Q:どこでやってるの?というかコミケの会場周り人多すぎて行くの大変そうなんだけど…?
A:東京ビックサイト(国際展示場)でやってます。
アクセスはりんかい線国際展示場駅か、ゆりかもめ国際展示場正門駅からそれぞれ徒歩、
というのがオフィシャル回答。
しかし、オフピーク参戦の我々には「バス」という強い味方があります。
バスでビックサイト入りすると、いきなり国際展示場の中に入れるので
人の波に溺れずにすみます。
東京駅八重洲口、錦糸町、浜松町などから出ています。
一番分かりやすくて本数が多めなのが浜松町バスターミナルからの便。
ぼくはいつもこれです。
Q:評論本って言ってもどんなのがあるかよくわからん!
僕もあまりアテは付けずに行っていますが
ざっと調べて響いたタイトルでいうと
『もしも高校軽音部の女子がJASRACに利用申請してみたら』
とかでしょうか。秋葉に住むとか毎号買ってます。
◆ もっと楽しむなら
ひと通りサークル(ブースに出展しているグループのことを「サークル」と呼びますよを見たら
よくネットで見かけるアレ、「コスプレ広場」に行きましょう。
場所は…昼過ぎなら、適当に案内を見ればわかるはずです。たぶん。
3日目は15時までなので注意。
もっと同人誌を見てみたい!という場合は
東4ホールに行きましょう。
ここは「創作(少年)」ジャンルと呼ばれていて
オリジナルのマンガ本が並んでいるエリアです。
プロ経験ある人もぼちぼちいたりして、おもしろいです。
◆ そんなわけで
ひまなネト厨の皆さま、12月31日の午後はぜひコミックマーケットへ!
(僕も午後からいきます)